【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



「kennyって呼ばれたことが気になる?」


課長がメガネの奥の優しい瞳で微笑んできて


はいって言いそうな言葉をグッと飲みこんだ。


顔の前で手をブンブン降って


「全然、全然気にしてないです」


「そうなんだ」


その言葉で視線はまた他へ移り


長い足で颯爽と歩く。



隣からは、みやちの笑い声だけが響いた。





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