お前のこと、一生かけて守るよ
「そんなに出したかったのか?」
「そういうわけじゃないですけど…」

入場口を通ったあと、浮かない顔をしてるあたしに先輩が声をかけてきた。

「ホント理湖って、可愛い。じゃあ、昼メシおごってよ」
「は、はいっ!喜んで!」
「ぷっ、ホント変わったヤツ」

これで、ちょっとは楽しく遊べそう!やっぱり、一つ上の先輩だけど同じ学生なんだし。

「どれから乗る?」
「えぇっと…。コーヒーカップ、でもいいですか?」
「うん、いいよ」

観覧車も、もちろんカップルの定番っぽいけど、あたしはコーヒーカップを選んだ。

コーヒーカップは人気がないのか、結構すいててすぐに乗れた。

「もっと、こっち来たら?」
「えぇっ、でも…」
「恥ずかしがんなって、ほら」

グイッと先輩の横に座らされ、コーヒーカップを選択したことを、ちょっぴり後悔した。
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