『明日、晴れたら・・』
~prologue~
ひらり、ひらり
ひらり、ひらりと
舞い落ちる桜の樹の下であなたに出会った。

苦しいことも悲しいことも、ずっとこの先変わらず続いていくものだと思った。


色ついたばかりの桜を見上げるあなたに思わず、声をかけてた。


『何してるの?』


あなたはその声に顔を向けるけど、ただ、悲しそうに笑むだけ。


その姿が、どこか儚げで、消えてしまいそうに思えた。


そして、また桜を優しく愛しく哀しげに見上げ、小さく言った。


『居ないんだ、
もう居ない・・・』


その意味を知る前に、あなたはふらふらと背を向けて歩いていった。


あれから2年、
あたしは、あの悲しそうな横顔と儚げな後ろ姿が忘れられない。


また逢えたらいいな・・・。


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