甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~

癒してくれる人



・・・眠い。



昨日、佐藤さんと別れてからマンションへ帰り、やり残した仕事をするはずだったのに



城崎くんの事を思い出すたび手が止まって・・・気づけば朝になっていた。



プレゼンが近いのに大丈夫なの?



そんな事を思いながらダレかに見られないよう口に手を当てあくびをした。



「葉月さ~ん」



名前を呼ばれ振り向くと佐藤さんが小さな袋を持って走って来た。


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