あたしだけの王子様







日直だったあたしは急いで
日直の仕事を終わらせ
保健室で別れる前に決めていた
待ち合わせ場所、靴箱へと足を運んだ。






「あっ、西森君!
ごめん、待たせちゃった?」




「おぅ!
いや、待ってない!
俺も来たとこやから大丈夫!」





「よかった!
ほな行こっか!」






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