近未来少年少女


『今どこにいんの?
明日は学校来るんだろ?』

ホッと胸を撫で下ろして、再びベッドに横になった


『……行かないよ。それよりね……』


『行かないってどーゆう事?
なんでだよ?』


俺はカオリの話しを最後まで聞かないでまた遮った


『ユウキ……
今から言う事落ち着いて聞いてね』


『?』


カオリの声のトーンが急に変わったのを感じた


今から言う事?


『な、なに?』


それは予想を越える言葉だった





『フリーチルドレンにならない?』



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