続*俺様王子とキケンな契約!?



「朝から一緒に登校だなんてラブラブねぇ〜」



神矢くんと別れて教室につくなり、理沙はニヤニヤしながら言った。



「そんなこと……」


本当は手だって繋ぎたかったのに。

なんて、口が裂けても言えないけど。



「なーに暗い顔しちゃってんの?今が一番ラブラブな時期じゃん。毎日イチャイチャしてんでしょ?やらしーわねぇ〜」



ちょっと!!理沙さん声が大きい!!



「言っとくけど、神矢くんもう前の部屋に戻ったし一緒に住んでないよ。」



小さくそう言うと理沙は驚いた顔をした。


「え?帰っちゃったの?なーんだ、もう一緒に住むんだと思ってたわよ。」



つまんなーいなんて言う理沙。

つまんないってどういうことよ!



「あたしだって…一緒にいたいけど…」



そうはいかないもん。

約束は約束だし……


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