Developer
私はきっとギョっとした顔をしていたのだろう。
向こうもこちらに気づき、少し目を見開いて一瞬固まったが、
私の顔をみて、少し吹き出すように笑った後はなにもなかったかのように私の前を通りすぎてカウンターのほうへとむかい、マスターと仲良さげに話し始めたので、私もなにもなかったようにおいしいベトナム料理を楽しんだ。
< 16 / 30 >

この作品をシェア

pagetop