殺してあげる

「完璧だ。ここだ。あたしが探し求めていたサイトはここだ。長年追い求めていたサイトがようやく手に入った」

画面に叩き出されている自分の情報に満足しているあたしは半笑いで画面をいとおしく触った。

【次へ】

この先の世界はどうなってるんだろう。

早く、1分1秒でも早くアノ世界に逝きたい。今すぐにでもいい。早くこのサイトの管理者にコンタクトしたい。

急ぐ気持ちをぐっとおさえてボタンを押した。

カチン。

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