無自覚美少女が好きなのは地味男君。

Part4

私今、スーパー来ております。


あのアイスを手に入れる!!


確か、ミルクアイス。だった!!


それを買ってお詫びしよう!!


…ないじゃないか。


としょんぼりしてると、


「あれ?如月さん?」


その声は!!?


「河田君!!」


「大丈夫ですか?体の方は。」


「うん!!大丈夫!!」


どうしよう!!お詫びしようと思ったのに!!アイスが無いんじゃ…。


「もしかして、アイス買いにきました?」


「う…うん」


「僕のあげましょうか?」


「え!?持ってるの!!?」


「さっき取りました。全部。」


だから無いんだ…


「1つあげましょうか?」


え!?お詫びしたいのにもらうわけには!!


「ねえ、いらないから奢らせて?」


「…はい?」


「昨日迷惑かけたから…奢らせて?」


「いいですよ。それぐらい。あたりまえです。それに、こんな子ほおっておくにはいけません。」


「へ?」


何のことか分からんが、とりあえずお詫び!!


どんなけお詫び言ってるんだ!!


「ねぇ、今日、うちでご飯食べない?」


「…いいですよ。僕だって作れますし…。」


「いや!!私が作る!!」


「じゃあお言葉に甘えて。勉強も頑張ってくれると嬉しいです。」


「いつか一緒にやろう!!」


「分かりました。」


「じゃあいこう!!」


買い物をして、マンションに向かった。

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