天国の貴方へ届けたい
「ううん今来たとこだしww」




「クラス一緒になれるといいね♪2年の時はクラス違ったもんね…」




「ああクラスが遠くて行くにも大変だったよね。」




すると和美がふと何かを思い出したようにあっと大声を出した。




「ねぇそういえば美月って彼氏とか作らないの?まだ元彼のケイ君が忘れられないとか?」




「うん。だってケイが好きだし、きっと戻ってきてくれるって信じてるもん。」




「きっとあういう男だったんだって!いい加減忘れなよ。忘れるには新しい恋を始めると

いいってよく聞くじゃない?」





確かにそうかもしれないけどあたしにはそんなことできない。




ケイを裏切りたくないもん。




「もうその話はやめようよ。行こ!」




あたしは話をそらして、和美の手を引っ張った。




「あ、ちょっと美月話そらすな~ww」




あたしと和美は息を切らしながら学校まで走った。
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