黒うさぎからの招待状
「で?どうすんの?」
「俺はもちろん…、」
ダニエルが先に動いた。そのままアタシの方に真っ直ぐ向かってきた。
「珠璃側だ。」
ダニエルはアタシの頭を髪がぐちゃぐちゃになるまで撫でた。
「僕も。」
「私もです。」
ダニエルに続いて、ジェームスさん、エレナさんがこっちに来た。結果、1対10になった。
「みんな、ありがとう!!」
アタシは感謝の気持ちでいっぱいだった。
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