リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
優しくするのなら、最後までそれを崩さないでほしかった。
中途半端な優しさなら、そんなのいらなかった。
結局…借りた傘を返すことも出来なかったじゃない。
どうするのよ……この傘。
いっそのこと、ボキボキに折ってやろうかと思った。
すぐにでもその場で捨ててやりたかった。
だけど私は、そんなことすら出来なくて。
傘を握りしめたまま、駅に向かってとぼとぼと歩き出した。