リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜



優しくするのなら、最後までそれを崩さないでほしかった。


中途半端な優しさなら、そんなのいらなかった。


結局…借りた傘を返すことも出来なかったじゃない。



どうするのよ……この傘。



いっそのこと、ボキボキに折ってやろうかと思った。

すぐにでもその場で捨ててやりたかった。


だけど私は、そんなことすら出来なくて。


傘を握りしめたまま、駅に向かってとぼとぼと歩き出した。


< 19 / 407 >

この作品をシェア

pagetop