クールで不器用な君。

何度目かの告白は貴方から





あれから幾日も経ち、学校が始まった。






学校に行くと、教室内は夏休みの話で盛り上がっていた。






夏休みは開けたものの、猛暑はまだ続くようで、クーラーの効いていない教室は密度も高い所為か温度もより一層暑く感じた。





早く先生クーラー付けてくれないかな……。





なんて思いながら今日も一人席に着いた。





ちなみに、七瀬くんは寝坊したみたいなので置いてきました。






「ふぁ~。おはよ~。」




眠気さ全開の雄太くんが教室に入ってきた。





「瑠璃ちゃんはよ~。」





「おはよ。眠そうだね。」





「学校が楽しみすぎて眠れなくてさ~。」






話してる最中もあくびをしている雄太くんを見るとどれだけ楽しみにしていたのかが分かった。





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