花咲くオフィス
心の変化




ふぁぁぁ〜。


眠いっ、、、。



あの日からどうも寝付きが良くなくて
寝不足気味。


理由はわかってるんだけど
どうすることもできないし
だから、からかわれることを前提として

明里に相談してみようと思う。



私は自分のことになると処理能力が
落ちて、
しまいには投げ出すタイプだから


誰かに相談してアドバイスしてもらうのが
一番なんだよね。きっと。



バスであったことやらを事細かに
説明する私の前でニヤニヤしたり
ふんふんと相槌を打って聞いてる。



『なるほどね、なるほど。鶴谷くんって意外に良い人なのね』



と少し頷きながら
お昼で居ない鶴谷くんのディスクを見る。


『だよね、それは思ったの。』


『で、それでついときめいちゃってストーカーしたと』



『ときめっ!?、、ストーカーって』


ときめいたわけでもないし
ストーカーじゃない。


うん、じゃないはず。



ん?でもついていったってことは
ストーカーになるの、、かな、?



『まぁなんにせよさ、なにかしらの気持ちの変化がしのぶにおきたのかもねー』


『気持ちの、、変化』


『そう、変化。こうだ!と決めつけてた人が実はこうだったんだって。それがきっかけで気持ちが動くことだって普通にあるわよ』


うんうん、と頷く明里は
自分もそうだったのよーなんて経験談みたいに語ってる。

でも鶴谷くんだよ?


ありえないっていうか

なんか違うっていうか。


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