浅葱色に射す一筋の泪




優愛を引き摺って道場へ………


優愛「何で私も?」


優輝菜「女同士仲良く……ね!」


優愛「……………………………。はい」


女の子達も族なので喧嘩は強いが、剣道は初心者の皆は優愛にコテンパンにやられた。


女の子「流石……優輝さんの娘さんですね……。メッチャ強いっすね……」


優輝菜「優愛。この子の名前は優愛。
仲良くしてやってね?」


優愛「宜しくお願いします」ペコリ


「凛です。お願いします」ペコリ


「有紗です」


「玲奈です」


と、自己紹介をしてお開きとなった。



ーーーーーーーーーーーー



男の子達もコテンパンにされて、帰って来る



夕餉を食べてお風呂に入り、広間で土方に部屋を割り振られた面々。


見張りも兼ねて、平隊士とごちゃ混ぜ。


まぁ……喧嘩しながら仲良くやってくれ。



ーーーーーーーーーーーー




夜はやっぱり、総司は土方と晩酌。


優輝菜は子供達と遊ぶ。


歳輝は朝いなかった優輝菜を未だに怒って居る


優輝菜「ゴメンって〜〜〜〜〜〜」


歳輝「くっつくなっっっ!!!」


優輝菜は歳輝にベタベタしている


優輝菜「歳くん、歳くん。今日は母上と寝る?」


歳輝「やだ」


優輝菜「そんな恥ずかしがらずに〜〜」


歳輝「やめろ〜〜〜〜〜〜!!!」



……………………………




結局……一緒に寝てるって言うね……


優輝菜「可愛すぎだろっっっ!!!」


土方「まだ餓鬼だし、末っ子だからなぁ……」
と、歳輝の頭を撫でる土方


優輝菜「歳も末っ子だから気持ち分かるんだね………」


土方「あぁ……。」


優輝菜「明日はちゃんと送り出すからね〜〜〜………」


寝ている歳輝の頭を撫でる


優輝菜「おやすみ。歳。歳輝……」


土方「おやすみ」



ーーーーーーーーーーーー



優輝菜「おはよう」ギュッ!


歳輝「おはよ〜〜〜」ニコッ!


可愛いじゃないかっっっ!!!


土方「歳輝の寝相は優輝菜に似たんだな」


優輝菜「そうかなぁ……歳輝に蹴られたよ?」


土方「お前もいつも蹴るだろっっっ!!!」


優輝菜「そうなんだ……。知らなかった………」


土方「毎晩毎晩疲れる………」


優輝菜「別々に寝ても良いよ?」


土方「今更か? もう慣れてる」


優輝菜「さようですか………」







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