浅葱色に射す一筋の泪




それからと言うもの、色々な未来に触れさせた。動物園や水族館、遊園地。


初めて見る物に大喜びっっっ!!!


凜「これが……家族………」


陸「……………………………。知らん」


凜と陸は同じ施設で育った幼馴染。


祖母「……………………………。」


優愛「陸〜〜〜!!! あれ乗りたい」


陸「ジェットコースターな?行くぞ!」


子供達も連れて乗る陸


全「ぎやぁ〜〜〜〜〜〜!!!」


勇司「あれは駄目だ!優愛………」


優愛「そうだね………」


歳輝「もう……もう………」


誠と愛優はベンチでアイスTIME


勇司「毎日こんなんなら帰らなくて良いかも〜〜〜〜〜〜!!!」


優愛「私も〜〜〜〜〜〜!!!」


祖父「そうだな!それも良いな……」


祖母「どうやって戸籍取ろうか……」


陸は難しい顔して勇司に言った


陸「優輝さんや土方さんがどれ程心配してるか分かってんのか!」


凜「帰る希望を捨てちゃダメだよ……」


優愛「皆と離れたくない………」


陸「お前にはお前の生活があるだろ?
此処はお前の生きる時代じゃない」


優愛「母上達も来れれば良いのに……」


陸「父上は来ないぞ?死ぬまで会えなくても良いのか?」


凜「優愛達は帰るんだよ……」ナデナデ


優愛「陸……………。」


陸「誠達はまだ小さい……。ちゃんと両親の下に帰してやれ……」ナデナデ


優愛「……………………………。うん」



祖父母「……………………………。」



両親がいない陸と凜は、両親の有り難みを子供達に知って欲しかった。


陸「親がいないって……淋しい時もあんだぞ………」



優愛「陸…………。」




ーーーーーーーーーーーー




毎日遊びに出掛けてあっと言う間に一ヶ月になった。


子供の順応性は凄い。現代に馴染んでいた


陸「学校とかって行けるんですかね…」


凜「執行猶予が付いてるのに身元不明の子を5人も引き取れるの?」


祖父母「……………………………。」


現代に住むのはやはり難しい……。


陸達はやはり過去に……親元に返したい………。


親の愛情が無ければ……こいつらもグレるかもしれない……。


そんな事はさせたくない。


過去でちゃんと生きて欲しい………




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