浅葱色に射す一筋の泪
陸「……………………………。
家族って…………良いな…………」
凜「涙がぁ〜〜〜〜〜〜…………。」
母「陸と凜も来なさいっっっ!!!」
凜「はぁ〜〜〜〜い!陸。行こう!」
陸「……………あぁ………。」
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家に入ると今度は子供達が優輝菜と優衣に抱き着く
ポロポロポロポロ
優輝菜「偉かったね! 頑張ったね!
チビ達の面倒……みてくれてありがとう。守ってくれて……ありがとう!!」
ポロポロポロポロ
優衣「小さいのに……よく我慢した!
頑張ったね!偉いよーーー!!!」
土方と総司は両親にご挨拶……。
とてもとても堅苦しいご挨拶だ………。
優輝菜「凜!陸!ありがとう!!!」
ギュ〜〜〜〜〜〜!!!
とても寂しそうな2人を見て、思わず抱き締めた
陸「正直……怖かったっす………。
現代に戸籍はないし、捕まったら子供達も施設に入ってバラバラになっちゃうし………」
凜「うちら未成年だから……」
優輝菜「守ってくれて……ありがとう」
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お父さんは土方と総司が気に入った様で、早速男同士日本酒を呑む……
母「帰る手掛かりはあるの?」
優輝菜「こっちに戻る手段は仲間がこっちに戻る月に一度の満月が手掛かりだって分かったの………。ただ帰り方はわからない。 来月の満月に、戻って来た場所に行ってみる………」
母「……………………………。そう…」
子供達は優輝菜にベッタリだ………。
誠と愛優も………。
誠「母上!見て見て!!!」
庭に促す誠と愛優。
優輝菜も着いて行ってみると
大量のビニールプール達………。
優輝菜「お母さんっっっ!!!甘やかし過ぎっっっ!!!」
母「お父さんよっっっ!!!」
土方と総司もプールを見て驚く……
土方「なんだっ!これはっっっ!!!」
優輝菜「水遊び………」
総司「私も遊びたい…………」
父「12年分のプレゼントだよ………」
優衣「他には無いよね………?」
ゲームやソフト………オモチャが山程!
洋服も大量! 水着も三着ずつ……
優輝菜「何?お前ら此処で暮らすつもり? 折角迎えに来たのに……」
優衣「全部は持って帰れないよ?」
子供達「えぇ〜〜〜〜〜〜!!!」
土方「……………………………。
すみません………こんなに………」