浅葱色に射す一筋の泪




優輝菜が日清戦争で戦闘機を使うと言い出してから、空軍幹部は寝ずに開発者と研究し、第一号が出来たのは二年後…。


優輝菜は陸に呼ばれ、テスト飛行した。


ミサイルと、小銃を装備……。


大日本帝国の日の丸入り………。


優輝菜「うん……。良いと思う。
パラシュートは?」


陸「パイロットが付けるんだ。まぁ、戦争では撃ち落とされるだけだ………」


優輝菜「……………………………。」


今までよく優輝菜が飛行訓練をしていることが陸軍にバレなかったと……皆は感心してる


優輝菜「色んな仕事に手を出してるからね………。 で? 船の甲板の距離は?」


翔「今の技術じゃ戦艦大和も作れねぇし、戦闘機もこれが限度だ。船から戦闘機を出すのは無理」


優輝菜「なる程……。ま、開発は続けて。 清と露なら日本からでも十分行ける。」


翔「あぁ………」


優輝菜「じゃ、これを大量に作って。

史実が進み過ぎてるからちょっと怖い」


翔「今更?」


優輝菜「……………………………。
ヤバイかな………」


陸「貿易が進み、核が開発される危険がある」


優輝菜「海軍はどうなってるか知ってる?」


陸「戦艦は三笠………」


優輝菜「っっっ!!!三笠っっっ!!!」


翔「ふっ! 未来で乗ってるもんな…」


未来では横須賀の三笠公園で三笠が記念戦艦として一般公開されている。


仲間と大砲前で写メ撮りまくった。


優輝菜「今どこ?」


陸「舞鶴港」


優輝菜「乗りたいっっっ!!!」


陸「局長と勝さんと坂本さんの許可がいる」


優輝菜「……………………………。

無理じゃねぇか………」


翔「優輝菜に一番甘いのは坂本さんだ」


優輝菜「よしっ!説得するっっっ!!!」


陸「東郷平八郎も良いかもしれない」


翔「イケメンだ」


優輝菜「何っっっ!!! 一度拝まなきゃならんっっっ!!!」


翔「早く帰れ!バレるぞ!」





ーーーーーーーーーーーー





優輝菜「歳さぁーーーーーーん!!!」


土方「ん?」


優輝菜「海軍の戦艦も進んでますか?」


土方「三笠と言う船が出来たらしい……。」


優輝菜「三笠………」


土方「知ってるのか?」


優輝菜「未来で……一般公開されてるから湘南連合の仲間達と見学した事ある。

未来では横須賀にあるの………。

新品の三笠……見たいなぁ〜〜〜……」


土方「舞鶴港だぞっっっ!!!」


優輝菜「久々の京……見たいな………」


久々「……………………………。

勝さんに頼んでみる」


優輝菜「マジ? 嬉しいっっっ!!!」


土方「勇司と歳輝にも……俺らが戦って来た京を見せたいからな………」




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