月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
「あの馬鹿、学校では誰かのジャージパクったり筆箱から鉛筆抜いてみたり、
たぶん構われたいを口に出せなくて行動にしてたんだろうけど、
そういうイジメじみたことやってたんだ。だから必要以上に構ってしまった」
「構われたい……」
「じいさまんとこに来るようになってそういう癖は治ったんだけど、
今度は……さっきの通り私にすごく懐いてしまってなあ……」
はあ……と項垂れる。
麗音は考えてみた。