月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
「いや、相応以上の罰をいっとから受けたみたいだから。……ほんとに顔形変わらなかった?」
「妖怪みたいに真っ赤に腫れ上がった」
その顔のままでは涼音に余計な心肺させると思って……小さく呟いた。
「………いっと。加減しろよ」
「悪かったのは俺だから」
「うん――そう理解してるならいいけど」
ただ、過剰にはやりすぎないように今度逢ったら注意しないと。
門口で多透が足を停めた。