月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
「ずっとついてることは出来なくてすみません。少し、静かに休まれた方がいいかと」
「いえ、助かりました。いい子たちですね」
「普段は乱雑者ですけどね」
「では」、と蒼井に軽く会釈し、涼音と苺花は休憩スペースを出た。
そのまま自習スペースに向かう。
「もう出て来ちゃってよかったの?
すごく調子悪そうだったからもう少し見てた方がよかったんじゃ……」
「いやー、顔色はだんだん良くなってきてたし、
あのままぐだぐだ話してるよりは休ませた方がいいでしょ」