お菓子よりも甘く



『...瑠々』


「なにー?」



ちょうど壁側を歩く瑠々を引き留め


至近距離まで詰め寄り


トン、と壁に手をついた




「...遥斗、君?」


『......』



ちょっと俺もドキドキしながら
瑠々の様子をうかがう


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