恋って言うから愛に来た。





「今日はね、私の気持ちを伝えに来たの。その気持ちを聞いて大和がどうするか決めて。」





大和が別れたいって言ったら別れるつもり。





「分かった。」





私は大和の隣に座って話し始めた。






「...私ね、ずっと不安だったの。大和は私を好きでいてくれてるのかって。私だけが好きなんじゃないかって。だって大和から好きって言わないし、電話もデートの誘いも全部私からでさ。...キスもしたことないよね。だから大和の気持ちが分かんないの。私のこと好きじゃないなら早くフレばいいのに。そしたら諦めるように努力するから。」





そこまで言うと目から涙が溢れた。





大和はずっと黙って聞いてるだけ。




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