月と太陽と海と恋。
<気>と疾風
「せんせー」

「なんですか?」

「あの黒いモヤモヤはなんですか?」

「?」

グラスの全員は窓の外、校庭に注目した。

「なにあれー」

「きもー」

口々にみんな呟いている中

一人…


魔燐は寝ているのであった。
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