ミク。
~という未来ロボットと人間の恋愛ストーリーの想像…‥というか妄想?が終わったのは奉仕作業という名の毛虫付き草抜きが切り良く終わった時間では無く、その後の道徳の時間も通り越して帰宅時間のお昼になってからだった。

「‥‥ふふっ。」

今日は土曜日なので部活をしていない子達はそのまま13時までに校舎を出て帰宅なのだが、吹奏楽部に所属しているミクはお弁当を持参していた。が、食べ終わった所で部活に行く気は全く持ち合わせていなかった。………と、いうのも、行く気があっても行けないのだ。
三年生の時、どうしてもフルートがやりたくて吹奏楽部に入った。しかし部活の休憩時間などに同級生や上級生から好きな芸能人について聞かれたり、漫画などについて聞かれても【共通の話題】が出来るような相手は1人も居なかったし、向こうだってワザワザ詳しく教えてくれるような事は無く、話しが合う者達だけのグループが出来、結局ミクはあぶれてしまったが、それだけでは済まなかった。
 〔お前なんでポラモン知らねぇんだよ〕
{超人気グループなのに台風知らないって何様!}
[お前部活くんな]
などと頻繁に同級生に言われるようになった事が一つ。
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