私と君の確かな出来事
*自覚したものは
一流と初のケンカをした日から2日後、私は学校帰りに梓灯の家にお邪魔した。


ちなみに一旦家に帰って着替えてきたので、一流はいない。


建物には触れる一流だけど、ドアが独りでに開いたり閉まったりしたら私の家族がビックリしちゃう。


ってなワケで、私がドアを開けて部屋に置いてきました。


『本当に留守番でいいの?私が3m以内にいないと、一流超ヒマだよ』


『いいよ寝てるから。蕾最近ずっとオレが傍にいるだろ?たまには女の子だけで語り合ってきな』


こう言ってくれた一流は、マジで家庭を持っていたらいい旦那様や父親になる気がした。
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