甘いキスをわたしだけに。




追ったら逃げていく
彼はそんな人だ



分かってたからこそ、なぜか
この連絡が来る自信があった







______………




「今日の真美可愛い…どこ行ってたの?」




「なんで気になるの?」


そっけなく返す私に



「真美…付き合おっか」




雅の言葉に思わず顔をあげた




「…」頷くだけの私を雅は抱きしめて



「絶対幸せにするからな」って言ってくれた



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