俺様と双子達
目がトロンとしてて顔が少し赤い…。



「熱あるの!?」

「あると思う…。」

「体温計は!?薬は!?」

「両方ナイ…。」

「じゃあ買って来るから寝てなさいね!!」



母性本能が疼きます。



こんな弱った隼人をほっとけるわけない!!



「莉里…。申し訳ないんだけど…。その加湿器に給水して来て…。」

「わかっ…た……。」



何で加湿器が5個も…。



全部給水!?



結構体力使いますね…。



せっせせっせと水をタンクに入れてベッドルームまで運んだ。



加湿器をつける頃には隼人は寝てて、莉里は静かに部屋を出た。



看病なんて初めて!!



何をしたらいいのかわからない…。



「寧音チャン!!隼人が熱出したの!!何すればいい!?」

「アイスノンとか冷却シートとか?おかゆとか?よくわかんないけどカゼ薬でも飲ませとけば?」

「わかった!!今日帰らないから!!隼人を一人に出来ない…。」

「はいは~い。あ、水分補給させなさいね~。」



わかったよ寧音チャン!!

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