俺様と双子達
ニヤニヤしてる蒼君…。



マッサージチェアから立ち上がってパタンと読み掛けの本を閉じた。



「これが原因で生なのにバカやったわけ?」

「ちちちちち…違います…。」



恥ずかしいよ~…。



最悪な勘違い…。



「俺が浮気でもしてっと思ったか?」

「思ってないです…。」

「バカじゃね?俺はお前だけなのに。」



この状況で心臓がキュンとした。



一瞬でも蒼君に浮気容疑をかけてしまった自分が恥ずかし過ぎる…。



「やっぱり英梨はカワイイな~。」

「マッタクカワイクナイヨ…。」

「片言で喋ってんなよ…。」

「ごめん蒼君!!すっごい疑った!!」

「へぇ~。真っ白な俺によくも疑惑の目を向けてくれたな。」



ぎゃぁぁぁぁ!!!!



蒼君が超楽しそう!!



絶対あたし壊される…。



ヤバイよ…。



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