俺様と双子達
でも今の俺の発言で琉伊君は俺に不信感を抱いてる。



「お前が泣かせたのか?」

「俺が!?なんで俺が!?」

「なんとなく。」



でも言うなら今かも…。



だって俺のこの気持ちは当分治まりそうにない…。



「俺が美羽を好きって言ったらどうする?」

「………。」

「俺美羽が好きになったっぽい。」



琉伊君のフォークを持つ手が止まった。



ヤバイ…。



「殺すぞ悠陽…。」

「でもマジだし…。」

「美羽には言ったのか?」

「うん…。」



琉伊君マジこえぇ…。



言うんじゃなかった…。



「でも俺の勝手な片思い!!」

「へぇ…。悠陽が美羽を好きねぇ…。」

「ごめん…。」

「謝んなよ。お前らもそんな歳になったんだな…。」



そう言って琉伊君は皿の上の料理をまた食べはじめた。


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