不機嫌な彼のカミナリ注意報
なぜいきなり瀬戸さんに暴露するのだ、と抗議したかったけれどやめておく。
瀬戸さんがパァーっと顔を明るくして、どんな人なのかと聞かれたので、私はいつものようにスマホを取り出して、“心の恋人”の画像をうれしそうに見せてしまう。
瀬戸さんがカッコいいね、と私の“心の恋人”を褒めてくれたから、私は更に調子に乗って彼のプロフィールやどういうドラマに出てたのかなど、ペラペラと饒舌に語った。
興味なさそうにひとりでビールを煽る風見さんのことは置いてきぼりだ。
「ねぇ、ひとつ気になってることあるんだけど、聞いてもいいかな?」
自然な話の流れで、瀬戸さんにキラキラした瞳でそう尋ねられた私は素直に笑顔でうなずいた。
だけどその質問というのが、とても意外だった。
「緒川さんって、笹岡くんが好きなの?」
瀬戸さんがパァーっと顔を明るくして、どんな人なのかと聞かれたので、私はいつものようにスマホを取り出して、“心の恋人”の画像をうれしそうに見せてしまう。
瀬戸さんがカッコいいね、と私の“心の恋人”を褒めてくれたから、私は更に調子に乗って彼のプロフィールやどういうドラマに出てたのかなど、ペラペラと饒舌に語った。
興味なさそうにひとりでビールを煽る風見さんのことは置いてきぼりだ。
「ねぇ、ひとつ気になってることあるんだけど、聞いてもいいかな?」
自然な話の流れで、瀬戸さんにキラキラした瞳でそう尋ねられた私は素直に笑顔でうなずいた。
だけどその質問というのが、とても意外だった。
「緒川さんって、笹岡くんが好きなの?」