私は世界一バカだ

そして私は、
あいつを屋上に呼び出した…

ガチャとドアの音がしたその瞬間
ドキドキで心臓バクバクで
心配で不安で

涙が溢れた…


ぼろぼろ涙をこぼす私に
あいつは慌てて
「どーしたっ」って駆け寄ってきた。


あーもう、好き。


「出会ってまだ間も…ない…けど
私、進藤真一に…恋しちゃ…った…」
涙で視界が良く見えないし
声も震えてる…でも言えた…。



そしたら真っ赤な顔して
「うん、もっと恋して。
あーもう、俺も青木琴美に恋したわ」
って言われた…

「えっ」

おどけた顔の私に

「てか、俺…実は…
お前に恋してこの学校に転校
してきたんだけど…。」

え。
…どういうこと?

「練習試合でここ来たとき
ソフトしてるお前見て…
一目ぼれした…。 あー恥ずかしい」
と顔を隠すあいつ。

「こっちが恥ずかしいわ!」




「まぁ、とりあえず
俺ら両想いなんだよな?」








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