あの子が笑えますように
兄貴に、他の女と幸せになれなんて、普通の神経で言えるのかよ!
バイバイって言って、泣かずにいられるのかよ!
嫌だった。
俺が、どうしようもなく嫌だった。
1人で、泣かせたくなんてなかったんだ。
だってあの子はもう充分1人で苦しんだと思う。
ずっと。
たった1人で、兄貴のこと見続けたんだ。
――そりゃ、もしかしたらダチとか、他の男とかいるのかもしれないけどさ。
でも、もしいなかったとしたらって考えたら。
もう、脚は止まらない。
腕だって止まらない。
なぁ、お前だってさ。
泣きたいときには泣いていいんじゃねーの?
苦しいって叫んでもいいんじゃねーの?
誰かにすがってもいいんじゃねーの?
バイバイって言って、泣かずにいられるのかよ!
嫌だった。
俺が、どうしようもなく嫌だった。
1人で、泣かせたくなんてなかったんだ。
だってあの子はもう充分1人で苦しんだと思う。
ずっと。
たった1人で、兄貴のこと見続けたんだ。
――そりゃ、もしかしたらダチとか、他の男とかいるのかもしれないけどさ。
でも、もしいなかったとしたらって考えたら。
もう、脚は止まらない。
腕だって止まらない。
なぁ、お前だってさ。
泣きたいときには泣いていいんじゃねーの?
苦しいって叫んでもいいんじゃねーの?
誰かにすがってもいいんじゃねーの?