【完】金髪クンの恋愛事情



「ヨーイ、始めっ!」



先生の合図で男子が走り出す。


その中で1位は…佐藤君かと思いきや、
黒澤君だった。



「………え?」



黒澤君走るの速すぎ…
黒澤君のフォームは誰が見ても綺麗で、

走ってる本人は清々しいほど爽やか。



そして、余裕で1位の黒澤君。
しばらくたって2位の佐藤君がゴールした。



「黒澤っ、おまえ走るの速いじゃないか!今度タイムを計らせてくれ。」



「はい、わかりました。」



走るのが速い黒澤君に男女ともに驚いている。もちろん私もね。



他の男子はくたびれてるようなのに、
黒澤君は汗ひとつかいてなく、息切れもしてなかった。
< 101 / 243 >

この作品をシェア

pagetop