可愛いなんてバカらしい

俺が生まれた日

誕生日は家族みんなでお祝いをする。


俺の家でもそれは恒例行事だった。


毎年2月4日、つまり俺の誕生日に行く行きつけレストランがあった。


俺が8歳になったお祝いだった。


その日はあいにくの雪で夜の道路は事故が多発していた。


「今日は家でパーティーにするかぁ」


お父さんが申し訳なさそうに俺に言った。


「やだ。俺、レストランで飯がいい。」


あの時、素直に言うことを聞いていれば良かったんだ。


道路は雪で滑りやすいのは知っていた。


なのに俺は.....。


お父さん、お母さん。


.....ごめん。
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