ナイト!
結局、最後の最後まで双方が譲らず、ナイトの企画のみ平行線のまま。
そして、知らず知らずの内に、ナイトと生徒会の溝は深まるばかり。
全校生徒、特に女子はナイト側につく人が多くて、ナイトのファンクラブも生徒会に申し出てきてるほど。
生徒会の仕事も溜まる、文化祭の準備も溜まる、問題山積み。
だけどあたしには仕事もある。
たぶん、ピークだったんだと思う。
昼休みも休まず生徒会室にこもって仕事してた時、突然南雲くんが現れて、その瞬間目の前が真っ暗になったのは。
「ーーーーーんっ…」
重たい瞼をあけると、眩しい光。
背中はふかふかとは言い難いけどベッド。
薬品の匂いがするここは、保健室。
ーーそうか、あたし、倒れたのか。