被害妄想ダーリン



ううむ…。
狭子さんは思ったより恐い人ではないのか?



そう思いながらたこ焼きを頬張る。



「もしかしたら、
私たちと友達になりたいのかもねっ」



千代子が笑顔でそう言う。






友達…




「じゃあさあ~
狭子チャン誘ってどっか行かないぃ~??」



柏原さんはそう提案した。




「それ、いーじゃん!
どっかおススメスポット教えてもらおーよ!」



と椿が狭子さんのもとへ向かった。





「え…」



真知子ちゃんが何かバツが悪そうな顔をしている。




「どうしたの?」



俺がそう言うと真知子ちゃんは体をさすりだした。




「なんか嫌な予感がする…。」



「もしや、宇宙人か!?」



そう言ったら、
真知子ちゃんに怒られた。
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