私は、あなたの中身に惹かれました…!
「波瑠加おはよー…って、今日は髪型違うな。」

家の前で待っていてくれた彼方は、すぐに私の髪型の変化に気づいた。

「あっ、うん、寝ぐせやばくて…笑」

「まぁ似合ってるよ。ってかなんか、波瑠加と一緒に学校は超久しぶりだよな。」

「え、あ、そうだねー」

私は、優希先輩と付き合い始めてからは学校への行き帰りは優希先輩と一緒だった。

だから、彼方との登校は半年ぶり…かな。

「これからまたあと2年は一緒に登校かー。」

「なに?嫌なのー?」

彼方が空を見上げてそう言ったから、睨んで嫌かを聞いた。
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