激甘警報発令中!恋人たちの甘い ラブ・ジュレ
彼は組んでいた脚を開いて

前に突っ立った私を両膝で軽くはさんだ。

「離してください。」

「イヤだと言ったら?」

「どうすればいいんですか?」

「決まってる。」

「ダメです。」

「まだ何も言ってないだろ?」

私は彼の優しげな声に動じなかった。

「社内では絶対ダメです。」

「仕方がない。おとなしくラボへ戻るよ。」

彼は膝をゆるめて私を解放し

スッと立ち上がった。

私がホッとしたのもつかの間だった。

一瞬で彼につかまってしまった。

彼はキスで私の口をふさいだ。

彼の唇は熱を帯び

しかも情熱的に私を求めた。

さらに室内の防犯カメラにばっちり映ってしまうことを

後悔するひまも私に与えなかった。

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