☆レインボーメリーゴーランド☆

僕達は、遊園地に居た。


そして、塔唖と僕は一緒に居た。


「ねーねー!己梨編ー!来てー!」




僕の親友、樹沙良 茉莉花
((きさらぎ まりか))
が遠くから話しかける。



「え?僕??」



「うんっっっ
ってかさー。己梨編それでも女の子?
僕って…」


「いいじゃんかー!!
きにいってるもんッッ
ま、今すぐ行くぜ☆」

僕は得意技でもある、
超高速移動(走る)
で茉莉花の元へと走り続ける。


塔唖は足が遅い。


「待ってー!!」


息切れしてる塔唖かわいー笑


ふっ
僕のドSっぷりには皆が引いている
程なのだよ〜っ


(((待ってやるもんか。)))




「うぉおおおおあああぁぁあっっ
俺は己梨編なんかに負けないっ」


うおっ


塔唖っ



自称、忍者の僕を…



追い越す…だと?



「勝った!」


ニコニコして僕に届くように言った。



…頭がクラクラしながら
走った。


「己梨編!大丈夫?!
おぶってあげるよ…??」


「塔唖、ありがとうっ…////
でもっあんたにおぶってって
欲しくなんかっ…無いんだからね…//」


と言いつつおぶられて
茉莉花の元へ行く。


「で、茉莉花。
用事は?」

私は塔唖に降ろしてもらってから
言った。



「あのねっあのねッ!!」



茉莉花は興奮気味に言う。




「虹のメリーゴーランドがあるのッ!」



…え?



5歳のころから、ずっと夢だった、
恋人と乗ると永遠に一緒いられる
ジンクスがある虹のメリーゴーランド。



ずっと、塔唖と、乗りたいと
思っていた。



茉莉花はボソッという。


「己梨編は塔唖と乗りな。
そして告っちゃえ。」



ニヤニヤしながら僕に言う。




「は?そそそそそんなっ////
茉莉花が乗ればいいじゃん////」


茉莉花は好きな人はいない。




けれど、虹のメリーゴーランド自体に
憧れていたらしい。



「じゃあさ、3回乗ろう!」


あのメリーゴーランドは2人用。


「まず、塔唖と己梨編がのって、
その次に私と己梨編とのるのッ!」



はぁ…


神様!



いい親友をありがとう…!!



ってことで、塔唖を誘ってのった。



どうしよう。
緊張して言葉が出ない。


とりあえず…


「塔唖ってす…きな人とか…いる?」



きゃぁぁぁぁぁぁぁ
言ってしまった…僕。



「なんでそんなこと聞くの?!」


「…ごめん。
この気持ちが抑えきれないんだ。
僕、とう」


「待って。」


「俺は、茉莉花が好きなんだ。」



「え…。」


「まず言わせて。
僕ッ…塔唖が…


大好きなんだぁッ…。」



僕は泣きながら言った。



伝わったのに。



茉莉花が好きだなんて…


茉莉花は好きな人がいない。



2人とも失恋するだなんて
思いもしなかった。



どっちも




結ばれない。



素敵な恋を
ありがとう。



赤い夕焼けが涙を落とすように。


雨が降ってきた。


これで、三角関係の中
メリーゴーランドに乗ることになる。


茉莉花に結果は言わなかった。


でも、茉莉花は僕の泣き顔をみて
僕が失恋したことは知ったようだ。



でも、関係はそんなに崩れなかった。



そのまま、塔唖と中学校で
別れてしまう。


でも、茉莉花とは別れなかった。




失恋なんかしたくない。



だから、もう恋はしたくなかった。



けれど、引きずりたくない。



新しい



恋に



挑むために。



僕は…








強くなって見せる。


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