〜LOVE GAME〜

伝わる気持ち

あっという間に時間は流れる。





今はもう放課後だ。








私は、美奈ちゃんとお別れして、理科室のとなりにある空き教室にむかっている。







その空き教室は、私の教室と同じ棟にあるから、洸からはかなり遠い場所にあるんだ。








ガラッ







ドアを開けても洸はいない。









かなり距離あるもんね。









私は、空き教室の窓から外を眺める。







洸は本当に来るのかな。






夢だったのかな。







わからない。






ただ、私にできることは洸を待っていることしかできないんだ。










それから、15分くらいがたっただろうか。
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