恋愛ジャーニー
空腹ジャーニー

「……おなか、空いたな」


何も予定のない休日。

昼過ぎまでたっぷり寝て、目を覚ました時に感じた空腹。


うーーーんと背伸びをして、のそのそとベッドから降りて、顔も洗わずにリビングの冷蔵庫に直行。


「なんにも無い……」


ここは東京まで新幹線で3時間もかかるようなド田舎で、ご飯を買いに行くかと気軽に行けるような近さにコンビニはない。


「でもお腹すいたよ……」


はああ、とその場にしゃがみ込む。

膝を抱えてうずくまってみる。

今ならまだ、夢の中に戻れそうだ。

さっきまで見てた夢、どんな内容だったかな。


……
………
…………。


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