強き少女~永久に~
少女の過去
真っ暗な場所で

私は産まれた

優しい義弟がいた

「お姉ちゃん(^◇^)/」

私は弱くて怖くて
無力で何も出来なくて

「お姉ちゃんゴフッ大…丈夫…」

私を庇って大切な守りたかった義弟が死んでしまった…

あの子の血で染まった自分が忘れられない!

守りたかったはずなのに……逆に守られて…

私は造られた存在なのに…

【ノア】を倒すための道具として造られたのに…

こんなこと繰り返したくないと……

強くなりたい大切なものを守る力が欲しいと繰り返される投薬に耐えた、【クロス】に適合するために。

血へドを吐きながら血にまみれながら【ノア】から大切なものを守る力を身に付けた。

そしてあの子を守れなかった自分への楔として私は僕になった。
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