*生徒会の君と甘い文化祭*



・・・やばい、今の言ったこと聞こえてた?




あたしがオロオロしているとぷっと望先輩が吹き出した。



「あははっ、面白いね。江ノ沢さんって」



「えっ、いや・・・その・・」



しばらく笑っていた望先輩が急に真面目な顔をしてあたしの顔を見た。



「いや、実はねこの合同文化祭考えたの俺なんだ」



「えっ!?そうなんですか?」



「うん。ほら、この学校男女一緒の環境で過ごしてるわりにどうも交流が少ないかなって思ってさ」



「まぁ、確かにそうですね」

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