*生徒会の君と甘い文化祭*
第5章

不思議な気持ち




悠斗サイド



「お前・・・この頃変わったよな?」




自習の時間 ガヤガヤとうるさい教室の中でニヤニヤしながら永遠が聞いてきた。



「はぁ?なんにもねぇけど」



「いやいや、なんかあったでしょ!あんなにトゲトゲしてたお前がこんなに丸くなるなんて!」



丸くなる?




つーか、トゲトゲもしてねぇし、丸くもなってねし。



しかし、勘だけはいい永遠が言うんならなんかが変わってるのかなとも思う。




「ねぇねぇ、やっぱりなんかあるんじゃねぇの?」




なんかねぇ。



持っていたペンを回しながら考えているとふと、あいつの顔が浮かんだ。



「あっ・・・」


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