僕らの明日の話をしよう
後悔してる。
ずっとずっと。
私がもっと強ければ。
あの時も「私ががまんすれば良い」なんて良い子を演じてりしないで。
自分でなんとかしようと動いていれば……。
「光太は……また、バスケやりたいって、思ったりしないの?」
明修大でしたこの質問に、光太ははっきりとは答えなかった。
思う、とも。
思わないとも言わなかった。
それはつまり……。
通路の奥の体育館から、
バスケットボールが弾む音が、聴こえた気がした。