日曜日のキミ。
ははぁん、裕人くんも…。

頑張れよっ!


心の中でエールを送りつつ
翔矢の方にむかって
「ありがとね。」
小さく呟いた。

そしたら、翔矢の地獄耳。

「えーっ?なんて?もっかい言って?」
なんて笑顔で言うから。
私、恥ずかしくなっちゃって…


なんにもないよーっ翔矢せんぱぁい」
わざとらしく、先輩をつけてみた。

だいじょぶ、学校ではちゃんとした子だよ。
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