日曜日のキミ。
そしたら心愛は満足そうに笑った。


俺は頑張って理性を保たせた。

それに必死で俺は、話の大半を聞いていなかった。

俺は…その日一日、耐え抜いた。


心愛を家まで送ってから俺は

なにもなかったベッドを見つめた。

「いつか…大人になったら。
俺らの子ども、作ろうな」

心愛はもういないとわかっていたけど。

心愛にむかってつぶやいた。


きっと、届いているだろう…な。


Fen.
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