Dear…愛する貴女よ
告白



に・・んしん・・

どうゆう・・ことだ・・。


「今、婦人科の方でみてもらってるけど・・」


ゆりっ、ごめん・・どうしたらいいんだ。


・・・オレ・・オレ・・


「ゆ・・ゆりっ、ゆりーーーっっ」

オレは泣きじゃくった。

気付かぬうちに弱い自分がでてきて・・涙を流させているようだった。


だけど・・自分の中の弱い人間・・そんなのはきっと・・いや絶対にいないんだ。

・・オレ自身すべてが弱い人間だから・・。


オレは最低な人間だ・・。

ゆりの妊娠を聞いた瞬間、まずオレ・・自分のこと考えてた・・。

情けなすぎてどうしようもない。


そんな自分が許せない。


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